2006年 12月 08日
以前から、いやエリーゼ購入時からずーっと気になっていたところにやっと手を入れる事が出来ました。 このパーツ、フロントのアップライトなのですが実は購入時(新車時)から既に錆びていました。 船に乗ってイギリスからはるばる海を渡ってきた訳ですから、潮風で錆びちゃったんでしょうね。 で、いつかは奇麗にしようと思いつつずっとほったらかしていたら、さらに悪化してこんな風になってしまいました(ToT) で、せっかくの機会なのでと、重い腰を上げて錆び取りをする事に。 まずは回転式ワイヤーブラシをリューターに付けて大まかな錆を落としました。 ブラシが届かない細部はワイヤーブラシでゴシゴシと。するとこ〜んなに奇麗に。 まだちょっと錆が残ってますが、まあこれくらいやれば十分でしょと自分を納得させますが、実は疲れただけだったりもします(笑)。 そんな訳で、後は錆び止め塗料を塗って乾かして一丁上がり、冒頭の写真となる訳です。 あ〜、疲れた。ってまだリアも残ってるんですよね、錆びたアップライト•••。 #
by okawa57
| 2006-12-08 21:44
| エリーゼ復活への道
2006年 12月 06日
今日は日中もお日様こそ出ているものの風が冷たい一日で、12月らしい冬日の中での作業となりました。 さて、予定では本日はステアリングラックの取り付けとフロントセクション周りの作業しようと思っていたが注文していたネジの納品が少し時間がかかりそうなので、先にスタビライザーとアーム類の取り付け作業を行うことにしました。 まずスタビライザーのリフレッシュで交換した部品は下記の通り。 スタビライザーのコネクティングロッドとブッシュ、いずれも純正部品への交換しました。 と、まあこれ自体は大した事では無いのですがスタビライザーを取り外した事がある方ならお分かりかと思うが、実はスタビライザーは(も?)取り外し/組み付けが意外とめんどくさいパーツであります。 どのように面倒かといえば、まずスタビを本体にとめているネジがまわしにくいと言う事です。スタビブラケットの取り付けネジは上下あり、六画レンチでまわすタイプのネジが使用されているのですが上側のネジはスペースが狭く、手前にあけられたサービスホールを通して六画レンチを差し込んでネジを回す様になっています。この写真では、ソケットタイプの六画レンチをサービスホールに通した状態なのですが、ご覧の通りで一般的な六画レンチのソケットだと長さが足りずネジまで届きません。レンチの部分が長いタイプのソケットがあれば何ら問題は無いのですが、私は持っていないため、L字タイプの六画レンチを使って外しました。 ただ、この部分は締め付けトルクが大きい割にはレンチの径が細いため、レンチがしなってしまいトルクがかけづらくて、ネジがなかなか回りません。しかもネジに対して垂直方向の力が加えられない(ネジを上から押さえつけながら回す事が出来ない)のでネジ穴をなめてしまいそうでした。実際、いざ外そうとしてもなかなかネジが回らず、L字レンチを大きめのペンチで挟みネジ穴をなめて潰してしまわない様にと、恐る恐るまわしながら外しました。こりゃ、取り付けのときも緩まないようにしっかりとトルクを掛けて締め付けるのは大変だなと思い、取り付けの際はここは普通の6画ボルトに変更しました。これで通常のレンチでまわす事ができるので、しっかりと締め付ける事ができる様になりました。 さて次はこの部品、これはスタビの下側でクラッシャブルストラクチャーとシャシーのフロントにリベットで取り付けられている部品です。ちなみにエッジの部分がギザギザでいかにも切りっ放しと言う感じがするのがこの写真から分かっていただけるでしょうか。こんな感じで、実際にはリベットで取り付けてあるのですが、今回はちょっと加工してタイラップ取り付けました。 ちなみにこの部品だけでなく、スタビの取り付けラックの台座パーツも含めたこれらのパーツのほとんどのパーツはエッジがキザキザでいかにも切り出しただけ感が満載です。ネジ穴もバリが立っていて開けっ放しと言った感じです。以前、下回りに手を突っ込んで見えないところのネジを回していたときに、その近くのパーツのエッジで手を切った事があったので、組み付ける前にヤスリでこれらのパーツの角を落とす、と言った細かい作業も加えました。もちろんネジ穴のバリ取りもちゃんと行いました。 写真だとちょっと分かりにくいですが、それぞれエッジにヤスリがけとネジ穴のバリとりを行ってから組み付けました。 相変わらず分かりにくい文章と写真ですみません。 今回に限らず、今後もこれら一連のオーバーホール関係の記事には加工や部品の変更などといったの内容が含まれます。これらの加工や部品の変更などは私が自身の所有する車両に対して、あくまで自己の責任で個人的に行っている事ですので、もし同じような事をされる場合はその内容や必要性を再度熟考の上、行う場合には必ず自己責任で行う様,お願い申し上げます。と書いた割には大した変更は行っていませんが、純正以外への部品変更も含まれるため、念のため。 #
by okawa57
| 2006-12-06 00:09
| エリーゼ復活への道
2006年 11月 28日
エリーゼのオーバーホールに取りかかってからずいぶんと時間がたってしまいましたが、 実は着々と作業は進めております。 前の投稿ではフロントカウルを外してその補修あたりまでだったので、まだこんな感じだったのですが、その後足回り一式、ステアリングラック、フロントセクション(ヒーターユニットと移設したバッテリーなど)、などを取り外して今はこんな状態です。 かなりすっきりとしました。といっても写真では、ぱっと見た感じはあまりは変化なく間違い探しみたいですけどね(笑) まずはアーム類から。ここで一番問題だったのは、アップライトを取り付けているボールジョイント。これがもうクタクタになっていたので新品に交換しました。それ以外のブッシュ類は前にナイラトロンに変更しているので摩耗などをチェックして問題なさそうなので再使用することに。 下の写真が交換したボールジョイント。奥が取り外したもので、手前が新品。 ついでにラジエターとフロントセクションに入っていたヒーターユニット、バッテリーも取り外しました。 ちなみにヒーターユニットとバッテリまでも取り外した目的は下記のおとり。 1)フロントセクションの掃除。これが一番の目的? 2)足下に入ってくるすきま風対策。 3)ステアリングラックの取り外し/取り付けの作業性を向上させる小加工。 4)ヒーターの窓/足下の切り替えワイヤーの取り付け部の補強。 です。で3)と4)はこれだけだとよくわからないでしょうけど、詳細はまた後日に。とくに3)のステアリングラックは以前、グリスアップのために一度取り外し/取り付けをしているのですが、まるで狭い空間を知恵の輪を解くような作業だったので、ちょっと一工夫してみました。ステアリングラック自体はそう何度も取り替えることはないでしょうけど、そのうちまたグリスアップくらいはするだろうし、この後の取り付け作業自体も楽にしたいので今回、ちょっとひと手間加えてみました。 で、まず今日は1)のフロントセクションの掃除。 Befor(上) After(下)ってわざわざ説明するまでもないですけどね(^^; ついでにアーム類の取り付け部もラスペネできれいに拭き上げを行いました。 あ〜、すっきりした。 と本日の作業はひとまず、ここまででひとまず終了です。 #
by okawa57
| 2006-11-28 22:40
| エリーゼ復活への道
2006年 10月 30日
自分の文才の無さ、いや表現力の無さ。先日の記事内容、もちろん投稿前に読み返しているにもかかわらず誤字と変な表現が多く、先程ちょっと修正した次第・・・。 そんな訳で、今回のラーメンレポもちょっと自信無いのですが・・・ 先日の訪帯の際、大好きな「花咲カニラーメン」すでに何処のコンビニにも見当たらず(ToT) そのかわり新商品の「北海道産 じゃがいも塩バターラーメン」なる物を発見! どやら同じシリーズの第2弾と思われる商品にて即購入。でもって試食。 これも「全体的にあっさりしてるけどジャガイモとバターのパンチは効いてます」と言った感じ。 美味しかったです♪ さて、次の訪帯の時にはどんなラーメンが発売されているのでしょう? でもな〜・・・やっぱりあの時に「花咲カニラーメン」箱買いしておくべきだった・・・ #
by okawa57
| 2006-10-30 21:34
| 「かたーる」日記
2006年 10月 28日
最終戦が終了してまだ間もないのですが、今シーズンやり残した練習とテストメニューを、と思いサーキットが冬期閉鎖になってしまうその前に練習に行ってきました。 前にもちょっと触れましたが私の車のセッティング的には結構安定志向、とくにハイスピードコーナーでの立ち上がりの安定性を出す為にややアンダー気味のセッティングにしてあります。これにはもちろん理由があります。これも前に触れた事で、説明が重複してしまうのですが、ザウルスで使用しているタイヤは今時のスポーツラジアルなのでグリップそのものは結構高いのですが、横方向のグリップに関してはラジアルの宿命で、それ程に高くはありません。特に構造上の問題から急激な挙動の変化を一気に受け止めることができず、一旦くるまが横に流れ出すとそれを受け止めるまでに時間がかかってしまいます。いわゆるラジアルタイヤのブロック剛性の限界とでも言うのでしょうか。なので一気に横Gを掛けてしまうとその間はタイヤのグリップは横方向ばかりに消費されてしまい縦方向には全然進まなくなります。車両の特性を思い切ってオーバーに仕上げられない理由もここにあります。 この為に進入時の初期アンダーは起きる訳で、特にちょっとだけ減速してアプローチするコーナーでは必然的にフロントへ移動する加重も少なくなり、初期アンダーの傾向はより著明になります。これをなんとかする為に運転手としてはブレーキングをつかってわざとオーバーを誘発しながらクリップを取りに行く走りをしていました。向きが変わりきるまでブレーキでまわし込む走り方と言えば良いのでしょうか。ただその中でも急激に誘発したオーバーで起きる横Gをなるべくゆっくりと動いてジワっと吸収するサスペンションにする努力はしてきましたが、この傾向がほんの少しの路面コンディションの変化で大きく変わるからなかなか難しく、ザウルスに挑戦した最初の一年はそれに翻弄された年でした。 タイヤの特性を考えるとゆっくりと横方向の挙動を吸収しつつも車の挙動そのものは進入時から今よりは少しでもオーバーになる走らせ方とセッティング・・・ってのが課題だった訳です。今年はそれをふまえ、エアー圧やサスペンションのセッティング、そして走らせ方を臨機応変に調整しそれなりにタイムアップはしてきたのですが、なにか一つつかみきれていない感が残っていました。先日、砂子塾長に私の車載ビデオをみて頂く機会がありました。走らせ方としては、初期に誘発したオーバーステアの修正幅が大きい事を指摘されました。様はガバっとオーバーを誘発し、その修正に大きなカウンターを当ててしまう事が多々ある事。もう少し細かい範囲でオーバー/アンダーのコントロールをする必要があるとのこと。納得です。セッティングに関してはやはり前述と同じような意見と言うか結論に達しました。 そうゆう訳でのこの日の走行はまずはチェックラップを行いコースコンディションを確認。車の方はタイヤもセッティングも全て最終戦のままでの走行。気温はやや低めで天候も曇りということもあり路面温度は低く、ここ数日は某2輪メーカーの占有走行だったこともあり路面は結構スリッピー。入念にタイヤを暖めて徐々にペースアップしつつ、今年の課題でもあるコーナー前半のアプローチを確認。まずはわざと大きくオーバーを誘発して大きなカウンターを当ててみます。そこから徐々に車の振り出し幅を小さくし、カウンター量も少なく・・・すると今度は立ち上がりで舵が残ってしまいアンダーが強く残ってしまいます・・・。と、ここまでは既に最終戦までで確認済み。このままアンダー/オーバーのコントロールを練習しても大きくタイムが上がらないだろうしと、まずはダンパーで調整。まずは全体を柔らかい方向に振って走行。初期のオーバーコントロールは容易になり、修正幅も少なくなるのだが立ち上がりのアンダーはより著明になりタイムもコンマ2〜3秒しか上がらず。今度はリアのみ柔らかくしてフロントは元に。これはダンパーが1ウェイなのでリアがすんなり伸びてフロントへの加重移動量を増やしつつ、縮んだフロントがゆっくり伸び上がる様にする事でオーバー方向へ持って行こうかと。実はこれも最終戦の時に試してみて全体的なバランスは良い感触を得ていたので、今回はそれをちょっと煮詰めた感じのダンパー値でトライ。すると最初は初期の挙動変化の大きさに手こずったものの上手くコントロール出来るようになると立ち上がり〜ストレートエンドでの車速の伸びは良い感じ。タイムも一気に1秒近く短縮しタイヤのエアーバランスも良い感じ。ただ、フロントタイヤのエアーがちょっと上がるとプッシュアンダーが強くなる傾向があり、実は最終戦の時もこれがネックなり15周の決勝を安定して走るには今ひとつかなと思い、見送った次第。とここまではこれまでのセッティングとそれに対する走らせ方(運転手のセッティング)を再確認しつつ評価。そして最終戦の時にやり残したのがフロントのスタビライザー調整。さてここで柔らかくするか固くするか・・・。そろそろ夕方になり暗くなりつつあるので両方を試す時間もなさそう。 柔らかくすると進入時はロールする事で進入しやすくはなるだろうが進入スピードそのものが落ちてしまう可能性もあり、固くするとスピードそのものは保てる物の上手く横方向の加重が移動出来なければプッシングアンダーが強くなってしまうかなと。今回は路面が滑りやすいことから柔らかくする方向でトライするとバランス的にはかなり改善。思った程に進入スピードは落ちる事なくボトムスピードもそこそこに保つ事が出来、タイムもさらに1ん秒近くアップ。ただタイやそのものがかなり厳しい状況なため、ピットインしてもう少し山の残っているタイヤへ交換。これでやっと満足出来るタイムが出るようになり、そろそろ暗くなってきたなと思ったらピットインのサイン。このセッティングでもう少し走りたいけども、もう終了時間なのかな?と思いつつピットへ戻ると「エアー調整してラストアタック行きましょう」と。メカと一緒に作業を進めて行く上でお互いの気持ちがノッている感じと言うのだろうか、メカに支えてもらい背中を押してもらっている感じがしてちょっとうれしくなる。交換したばかりのタイヤなのでエアーを調整しラストアタックへ。安定したタイムでラスト5周を走りきりピットへ戻る頃には一気に周囲は暗くなっていました。 今シーズン最後にやり残した事に対してそれなりの回答を得る事が出来た、とても充実した練習をすることができた一日でした。 短時間で様々なセッティング変更/タイヤ交換などを行ってくれたメカニックK谷氏、そして練習の為のスケジュール調整をしてくださったサーキットサイドの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 後は・・・来年になってもこの調子がキープ出来るかどうか・・オフシーズンが長いと言う不安があるのですが、まあそれは今は考えない事にしようと思います。 今回は久しぶりにどっぷり「かた〜る」してしまったかな(^^; 駄文/長文で失礼しましたm(_ _)m #
by okawa57
| 2006-10-28 01:25
| 「かたーる」日記
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